乾燥肌が進行すると全身のあちらこちらに痒みがでてくることもしばしば!
ホディクリームなどを全身に塗るのは抵抗があったり、面倒という人におすすめなのが入浴剤で改善するという方法。
私は乾燥肌がひどく1日中止まらない乾燥による痒みに悩まされることも。
青あざになってしまうほどの乾燥“皮膚掻疼症”(←乾いた空気や皮脂の減少、発汗の低下で起こるかゆみを伴う皮膚の疾患…)になった経験から入浴剤の重要さを認識させられることになりました。
今回は乾燥肌におすすめの保湿入浴剤を10種類厳選しました。
数多くある保湿効果の高い入浴剤の中でも特にお肌をしっとりとさせて乾燥を和らげてくれる成分が豊富なものをあつめましたので、乾燥肌に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてくだいね。
全身の乾燥でかゆみが起こる原因
乾燥は季節や空調、体調などさまざまなことが原因で悪化していきます。
9月の後半〜5月までは特に乾燥する時期です。
そしてまた、6月〜8月は紫外線をじゃんじゃん浴びて気づかないうちに日焼けをしていたり日光によって肌の水分量は減ってしまっています。
空気中の水分量(湿度)が減少したり、肌の水分量が減少すると全身のあらゆる部分がかゆくなるのです。
入浴後には肌の乾燥が進行する?
また、入浴によるお風呂上がりにもお肌は非常に乾燥してしまうといわれていています。
あまりパッとイメージが湧かない人は熱いお湯で洗顔をした後にお顔がパキパキに乾燥して化粧水を慌ててつけた経験はないでしょうか?
人間の肌はお湯によって肌に備わっている天然の保湿成分が流出してしまうので、肌の水分量が保てなくなってしまうのだそう。
入浴はメリットも多いけれどデメリットもある
日本健康開発財団 温泉医科学研究所の【入浴後皮膚乾燥と入浴中塗布化粧品の保湿効果】という発表によると、入浴はメリットもたくさんあるけれど、入浴後の皮膚の乾燥が指摘されています。
- 温熱効果による血行促進
- 疼痛の緩和
- 関節の可動性の向上
- 皮膚の新陳代謝の改善
- 皮膚疾患の予防など
- 皮脂(油分)がなくなる
- 天然保湿成分が流れてしまう
- 皮膚が乾燥する
入浴後には一瞬だけお肌の水分量は増加して、その後短時間で急激に水分量が減少してしまい肌の乾燥が進むのだそう。
このため、温泉医学研究所は入浴中の保湿や、入浴直後の保湿の重要性について考え以下の研究を行いました。
入浴剤を使った保湿効果の比較
参照:日本健康開発財団 温泉医科学研究所の【入浴後皮膚乾燥と入浴中塗布化粧品の保湿効
入浴剤を使わないで入浴した場合の出浴後のお肌の保湿状態です。
保湿化粧品という青い線は入浴剤のことです。
入浴剤を使って入浴した場合お風呂を出てから1分後には大きく肌の水分量はあがっています。
それ以降60分経過しても全ての時間帯において入浴剤を使用した入浴時の水分量が高いままキープされていることがわかります。
また、水分の上昇量は肌質などによっても異なるようで上昇が少ない人で2倍〜多い人で10倍にも。
Δ肌の乾燥には保湿入浴剤の使用がとても重要で効果的なのです。
どんな入浴剤を選んだらいいの?
お肌が乾燥して入浴剤を使おうと思っても、肌への刺激が気になりますよね。
私もとにかく肌が乾燥するので腕や足がむずむずかゆくなってボリボリと気づいたら書いてしまうことも。
特に敏感肌しまうの人や、乾燥がひどい人は入浴剤の成分によってはかゆみが進行してしまったり、チクチク、ピリピリと入浴剤がしみたり痛みを感じてしまうこともあるので注意しましょう。
乾燥肌のための保湿入浴剤の選び方
乾燥してしまう痒みがある人の保湿入浴剤の選び方は、乾燥でダメージを受けているお肌に極力刺激を与える成分を排除している入浴剤を選ぶこと。
この3つのポイントだけ気にして入浴剤を探せば大丈夫!
- 低刺激性でお肌に優しい入浴剤
- 抗炎症効果のある入浴剤
- 保湿効果の高い入浴剤
保湿効果が高いおすすめの成分
セラミド(◎)
リン脂質、スフィンゴ脂質
レシチンなど
ヒアルロン酸(◎)
コンドロイチン硫酸
コラーゲン、エラスチンなど
アミノ酸(◎)
グリセリン
尿素など
これに加えて低刺激の保湿効果の高いオイル【ホホバオイル】【スクワランオイル】入りの入浴剤も有効です。
セラミド
まずは1番大切なのはセラミドです。
顔や全身のお肌全てに存在している天然の保湿因子のセラミドを肌の角質層に届けることで高い保湿を得ることが可能です。
セラミドは水分を挟み込んで保持しながら肌に届けることで水分を抱え込むサポートをするため潤いのある肌を保つことができます。
全身の乾燥にはセラミドはとても有効と言えます。
セラミドには植物由来のセラミド、酵母を使ったヒト類似構造セラミド、化学合成した類似セラミドなどの種類があります。
ヒアルロン酸
ヒアルロン酸は肌の奥にあって水分をためておく袋のような役割をしています。
その袋約1gで6リットルという大量の水分を蓄えておくことができます。この水分を抱え込んで蒸発させないためにもヒアルロン酸の補充は乾燥肌にとってはとても大切です。
アミノ酸
『アミノ酸』は、肌のタンパク質を構成する成分のひとつ。
すべての人のお肌が従来持っている天然保湿因子のメインの成分のひとつで、角層層が水分をキープするためのとても重要なのです。
『アミノ酸』の量が少なければ、肌の水分が失われやすくカサカサ乾燥肌の原因に。アミノ酸系の入浴剤も乾燥には効果的。
ホホバオイル
ホホバオイルは人間の皮脂に一番近い低刺激な”ワックスエステル”という成分でできているオーガニックオイルで肌によくなじみます。
古くから火傷や乾燥などの治癒に使用されてきたとても優秀で肌に優しい保湿のためだけのオイルです。
入浴後の水分蒸発も予防するなど、ホホバオイル入りの入浴剤も保湿力が高くおすすめです。
乾燥肌に良くない入浴剤の成分
特に乾燥肌がひどい場合や、過敏性の敏感肌の場合には避けたほうがいい成分もあります。
入浴剤に限らず、温泉などでも避けるべき成分です。
【硫黄、硫黄泉】
肌を乾燥させる働きがあります
【重曹泉(炭酸水素塩泉)】
皮脂を溶かし出す働きがあります
保湿が持続する肌に優しい【おすすめの保湿入浴剤10選】
お肌の水分保持、乾燥肌の保湿に効果のある入浴剤でお肌に優しくて低刺激なもの。
そして保湿効果の高いおすすめを厳選して10種類セレクトをしました。
肌や効果別に紹介していきたいと思いますのでぜひチェックしてみてね。
無添加の保湿入浴剤のおすすめ
敏感肌さんは入浴剤に悩んだり、こだわりがある方も多いと思います。
そんな保湿入浴剤のこだわりで「無添加」が好きという人も多いと思います。
無添加とは、健康によくないと言われている“防腐剤”や”着色料”を使用していないもののことで特にお肌に優しい入浴剤です。
みんなの肌潤風呂保湿入浴剤
画像引用:https://www.kaitekikobo.jp
600g ¥2,980(税抜)〜
入浴による水分の蒸発で進む乾燥肌に効果的な保湿入浴剤で1日中しっとりすべすべが続く超保湿タイプ。
多量の温泉ミネラル成分を含んだ湯の花を使用し、お砂糖の水分保持力を利用した浸透力、保湿力の高いミネラル保湿入浴剤です。
また、肌に悪影響を及ぼすとされる塩素を一切使用していません。
肌に刺激になるパラベンやエタノール、着色料や合成香料一切不使用で敏感肌でも安心して使用することができて、とても保湿力の高差が特徴です。
有効成分
湯の花、ビート由来砂糖成分
キュレル敏感肌用保湿入浴剤
画像引用:https://www.kao.com/jp/curel
市販でも、ネットショッピングでも購入できる優秀な保湿入浴剤で、高い潤い力を持つ「潤浸保湿セラミド機能成分」や「ユーカリエキス」を贅沢に使用しています。
保湿に大切なセラミドが、入浴中の角質層の内部までしっかり浸透します。入浴後の肌の水分蒸発や乾燥を防いでくれるおすすめの入浴剤です。
point!肌荒れやアトピーなどの症状を緩和させる【コメ胚芽油】も入っています。
生活の木 シアバター バスミルク
画像引用:https://www.earth.jp/products
250ml ¥2,200(税抜)
低刺激で敏感肌でも安心なシアバターという保湿成分を高配合(10%)使用した、乳白色の液体保湿入浴剤。
鉱物油・パラベン(防腐剤)・シリコン・合成香料・合成着色料は一切使用していません。
肌によくなじむので入浴後の肌の乾燥を予防します。ブレゼントなどにもおすすめです。
内容量
250ml
有効成分
シアバター、ヒマシ油などの植物性オイル
保湿➕身体のリラックス効果のあるおすすめ入浴剤
保湿効果にプラスして、ストレスを改善するリラックス効果のある成分を豊富に含んでいる一石二鳥の女性に嬉しい保湿入浴剤のおすすめを紹介します。
AYURAアユーラ メディテーションバスα
画像引用:https://www.kao.com/jp/bioreu
300ml ¥1,800(税抜)
デパコスAYURAアユーラのコストパフォーマンスのとても高い、人気入浴剤がこちら。
エモリエントと保湿を一度に叶えるてくれる保湿入浴剤です。保湿を”与える””フタをして閉じ込める”2層の潤いで高い保湿効果を持続します。
また、ローズウッド、ローズマリー、カミツレ(潤い成分)が乾燥を引き起こす原因にもなるストレスをリラックスさせる極上の癒し効果も◎。香りの良さに虜になる女性多し!
内容量
200ml
有効成分
ミネラルオイル、グリセリン、ハイブリッドヒマワリ油、アカヤジオウ根エキス、ビワ葉エキス、
エモリカ 薬用スキンケア入浴液 ハーブの香り
画像引用:https://www.kao.com/jp
450ml ¥630(税抜)
すでに乾燥してカサカサしたりかゆみがでている人にもおすすめの保湿して潤いに満ちた肌をキープしてすべすべツルツルになる入浴剤です。
保湿力の高い(米胚芽油)を使用し入浴における効果を高め、肌荒れやしっしん、あせもなどのトラブルを改善します。
保湿入浴剤には欠かせないセラミド、ヒアルロン酸とホホバオイル、そしてモイストエッセンスを使用しています。
入浴中で柔軟になったお肌の角層の内側なでモイスチャー成分が浸透します。
香りはエッセンシャルローズで乳白色になる液体タイプ。
内容量
450ml
有効成分
セラミド、ヒアルロン酸、ホホバオイル
保湿入浴液 ウルモア クリーミーミルク
画像引用:https://www.earth.jp/products
600ml オープン価格
アース製薬の乾燥肌専用のミルキータイプの保湿入浴剤です。
乾燥肌に潤いを与えるアミノ酸をはじめとするヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、エラスチンなどの肌の保湿に特に有効な保湿成分だけど集めたおすすめの入浴剤です。
5種類のモイストスキン成分配合が、赤ちゃんからご高齢の方までのお肌を幅広く保湿します。
内容量
600g
有効成分
アミノ酸、ヒアルロン酸、セラミド、コラーゲン、エラスチン
バスロマン プレミアム モイストスキンケア
750g オープン価格
保湿成分をプレミアムに配合した贅沢なバスロマン。
ヒアルロン酸やコラーゲン、セラミドなどの乾燥肌の保湿に欠かせない成分を10種類も豊富に使用しているモイスチャータイプの入浴剤です。
荒れ性やしっしん、あかぎれやひび割れ、しもやけなどの肌荒れにとても効果的。
また保湿意外にも腰痛や疲労の回復にも効果を発揮するバランスの取れた入浴剤です。また、お肌に優しい天然のカミツレエキスも配合(保湿成分)。生後3ヶ月以上の赤ちゃんから使用可能です。
内容量
750g
有効成分
プラセンタ、ヒアルロン酸、ミルクプロテイン、シアバター、ローヤルゼリー、シルク末、コラーゲン、セラミド、ローズヒップオイル、グリチルリチン酸ジカリウム
コラージュDメディパワー保湿入浴剤
画像引用:https://www.earth.jp/products
500ml ¥3,000(税別)
コラージュの低刺激性で無着色の敏感肌にもとっても優しいモイスチャー入浴剤。
セラミドたっぷりの保湿入浴剤でしっかりと長時間肌を乾きから守ってしっとりをキープ!
アトピー体質にもしっとりと痒みと乾燥を予防してくれると評判です。(個人差があります。)防腐剤無添加で、お子様からご高齢の方まで使用できます。
内容量
500ml
有効成分
セラミドMD、N−ヒドロキシエチルヘキサデカナミド(保湿成分)〈セラミド様物質〉、アミノ酸系保湿成分:トリメチルグリシン(保湿成分)、植物性スクワラン(油性成分)
花王 バブ エピュール
画像引用:https://www.earth.jp/products
280g ¥オープン価格
バブから新登場の湯船に入れるだけの贅沢濃密美容液タイプの入浴剤で、タイプは2種類。
保湿に欠かせないヒアルロン酸やコラーゲンの他にも肌のエモリエントに最適なアルガンオイルなどを含み、乾燥が広がる全身をつるんとしっとり潤わせます。
また、乾燥悪化の原因にもなるストレスを緩和させる、リラックス効果も高く、天然ハーブアロマ イランイラン&サンダルウッドの香りでイライラやストレスも緩和します。
内容量
280g
有効成分
ヒアルロン酸・コラーゲン・アルガンオイル・モイストエッセンス*(保湿剤)
ビオレu 角層まで浸透 バスミルク パウダリー
画像引用:https://www.kao.com/jp/bioreu
600ml ¥オープン価格
ビオレuの保湿入浴剤は、入浴後の水分の放出や乾燥をしっかりと予防して保湿もプラスする保湿入浴剤です。
エモリエント力の高いシアバターと、セラミドが角層まで潤いを運んで閉じ込めます。赤ちゃんのお肌にも使える弱酸性の肌に優しい入浴剤です。アレルギーテスト済み(個人差あります)
乳白色なミルクのベールでリラックスしながら心地のいいバスタイムで満たされましょう。
内容量
600ml
有効成分
シアバター、セラミド-α*配合。
薬用ソフレ 濃厚しっとり入浴液 リッチミルクの香り
画像引用:https://www.bathclin.co.jp
480ml ¥オープン価格
薬用ソフレの 濃厚しっとり入浴液もとってもおすすめ。
ホホバオイルやワセリン使って作られたクリームオイルを高配合!
そして植物性の保湿成分(米ぬかオイル、アボカドオイル、べにふうき茶エキス)を贅沢に使用した保湿効果に優れたモイスチャー入浴剤です。
内容量
480ml
有効成分
ホホバオイル、アボカドオイル、天草エキス
かゆみを伴う乾燥におすすめの保湿入浴剤
進行して悪化した乾燥肌には市販の保湿入浴剤では緩和できなくなってしまっている場合があります。
そんな進行した乾燥肌やかゆみが治らない場合は抗炎症効果や鎮静成分を含んでいて、しっかりと痒みに効くタイプの低刺激の保湿入浴剤のおすすめを紹介します。
アトピー肌さんにもとてもおすすめの入浴剤です。
華蜜恋KAMITUREN
画像引用:http://www.kamitsure.co.jp/kamitsuren/
400ml ¥2,195(税抜)
ハーブで有名なカミツレ(カモミールのエキス)をふんだんに使った薬用の植物由来の入浴剤。
大手通販サイト楽天などでも保湿入浴剤部門1位を獲得するなど人気があります。
契約農家のこだわりが詰まったカモミール入浴剤でしっかりと保湿&かゆみやかぶれを抑えます。
また、カモミールは植物療法が盛んなヨーロッパでは乾燥肌のケアに多く使われ、優れた保湿力で、乾燥や湿疹、あせもなどの肌トラブルを鎮めると重宝されています。
内容量
400ml
有効成分
カモミールエキス
皮膚科医が作った入浴剤【アトプルーブ】
画像引用:https://drsstep.jp/atoproove
300ml ¥3,400(税抜)〜
とにかく辛いかゆみに着目して作られた保湿入浴剤で液体タイプ。
保湿よりもかゆみを抑えることがメインの入浴剤ですが、入浴後の乾燥による悩みにとてもおすすめです。
保湿効果➕かゆみをしっかりと抑えるトウキ根、ジオウ根、紅花エキスがしっかりと抗炎症効果を発揮し肌のかゆみを沈めます。
内容量
300ml
有効成分
ジオウ根エキス、トウキ根エキス、ベニバナ花エキス、クエン酸、クエン酸Na
肌のかゆみはストレスでも悪化する!?
肌のかゆみ、特に全身のかゆみはストレスの影響も大きく関係しています。ストレスを大きく感じた日はなんだか肌もかゆくなるという人も少なくありません。
また、ストレスを受けるとかゆくないのにイライラしてしまって体をかきむしってしまう人もいます。
そうすることで肌が傷つきその部分から乾燥していきます。かきむしるという行動は気持ちいいと感じストレスを軽減させることもできます。
ストレスを解消することでかゆみを抑えることができる場合も多く、入浴剤が効果を発揮します。
季節の変わり目はアトピーも悪化する?
アトピー性皮膚炎とは、肌のかゆみを伴いながら調子が良くなったり、悪化したりを繰り替える皮膚炎のこと。
季節の変わり目に突入するとアトピー性皮膚炎が悪化しやすくなります。
アトピー性皮膚炎は生まれつきの体質もありますが、大人になってから発症する場合もあります。
大人になってから発症する人はストレスが原因になっている場合も多いと言われています。
アトピー性皮膚炎の場合、お肌の保湿をキープするセラミドの量が極端に少ないとされています。
セラミド入りのスキンケアや入浴剤で保湿ケアすることでアトピー性皮膚炎を進行させないようにすることが有効です。
特に無添加の保湿入浴剤を探している人へおすすめは、キュレル、みんなの肌潤風呂、
子供のお肌に優しい保湿入浴剤おすすめ
子供と一緒に入浴をしているお母さんで、乾燥が気になる人も少なくありませんよね。
そんな時におすすめの赤ちゃんやお子様のお肌にも安心で一緒に乾燥ケアができるおすすめの入浴剤を紹介します。
Baby tab ベビタブ
ベビタブは赤ちゃんの沐浴にも最適と言われていて、水道水の中にある残留塩素(カルキ)を除去してくれる効果がありますので、しっかりとタブが溶けきってから使用します。
重炭酸保湿ケア入浴剤で、24時間濃度を保持して無香料無着色なので安心して好きなタイミングで入浴ができます。
また、汚れを自然に落としてくれる効果がありボディーソープなどでの肌乾燥も防ぐことができます。
大人のストレス改善にも効果的で疲れたママとお肌のデリケートな赤ちゃんが一緒に使用するのにとてもおすすめです。
42度の以上や11時間以上などの長時間の入浴には適していません。
手作り入浴剤っていいの?
手作りの入浴剤も最近では人気がありますよね。
手作りの入浴剤についてですが、実はおうちでも簡単に作ることができるのは知っていましたか?
自宅で作れる入浴剤で代表的なものは「バスボム」と「バスソルト」です。簡単な材料で手軽に自宅で作ることができるので手作り好きの女性にもとても好評です♪
材料がわかってて安心(肌に悪影響の材料を使わなくて済む)、入れるオイルなどで効果を調節できる、カラフル、可愛くできるなどギフトにも最適です。
手作り入浴剤のメリット
LASH(ラッシュ)などでも人気のバスボムですが、値段もそれほど安くはなく毎日使うには贅沢な入浴剤。
そんなバスボムは「クエン酸」と「重曹」で簡単に手作りすることができます。重曹とクエン酸は市販の入浴剤にも使用されています。
重曹が入っているお湯は「弱アルカリ性」になります。
弱アルカリ性のお湯は温泉のお湯に近くなって肌がすべすべになるので、とても人気があります。
お湯の質もやわらかいお湯になって、汗や油などの「酸性の汚れ落ち」がよくなったりといいことづくめ。
手作り入浴剤のデメリット
手作りの入浴剤について、メリットをお話ししましたが、このように感じますが全ての人にプラスになるわけではありません。
なぜなら重曹やクエン酸が合わない体質の人もいるためです。
お肌が敏感な人やアトピー体質の人な人の場合は特にセラミドを作りにくいアトピー体質の人や、角層ケラチンが非常に薄い敏感肌の人にとってはアルカリ性泉は時に肌の状態を悪化させる原因にもなるのです。
カラフルで可愛いバスボムを作りたいときは、食べても大丈夫な「食用色素」を使うことで、好みの香りや色、模様にすることができます。
手作りバスボムの可愛くてわかりやすい作り方はこちらの動画がおすすめ
おすすめの入浴剤についてのまとめ
入浴剤は、手作りもできますし市販でもネット通販でも様々な種類を購入できます。
入浴剤には様々な種類がありますが、敏感肌やアトピーの方は成分に注意して購入するのがおすすめです。
最後に【入浴剤の成分や種類】徹底解説
ここからは、成分や種類について専門的なお話になります。
興味がある方は、入浴剤についての正しい知識を身につけるためにぜひチェックしてみてくださいね。
無機塩類系入浴剤
入浴後の保温効果が高く、湯冷めしにくいと言われています。冷え性にもおすすめです。(粉末・顆粒)
・温熱効果
・洗浄効果
・お湯を柔軟にする
生薬類
薬用植物系入浴剤とも呼ばれます。様々な生薬があるので生薬アレルギー体質の人は注意が必要。(粉末・顆粒・液体・生薬そのまま)
・温熱効果
・血行促進
炭酸ガス系入浴剤
炭酸ガス系の入浴剤は血管拡張効果が期待できます。また、全身の新陳代謝を促して疲れやストレスを和らげてくれます。(錠剤・粒状)
・温熱効果
・血行促進
酵素類
酵素系は、パパインなどが有名でお肌に優しいものが多いですね。(粉末・顆粒)
・皮膚の清浄
保湿剤系(オイル成分)
天然オイルなどを使用して、潤いを与える効果があります。(液体・粉末)
・保湿効果
・エモリエント効果
入浴剤を入れたら追い炊きしてはいけない?
最後に入浴剤を入れた後の湯船(お湯)の追い炊きについて。
追い炊き機能は、冷めてしまった湯船のお湯を再度温め直す機能で、ほとんどのご家庭についている機能でとても重宝しますよね。
入浴剤を入れて追い炊きは基本的には風呂釜(浴槽)を痛めてしまう可能性が高くあまり良い行為ではありません。
風呂釜や目に見えない部分には金属が多く使用されていますのでその部分が、入浴剤との化学反応でダメージを受けやすいのです。
そのため特に市販の入浴剤の種類(使用している成分)によっては風呂釜の不具合やトラブルの原因になってしまうことも多いそうです。
気になるときは入浴剤のケース(パッケージ)に追い炊き可能か、そうでないか記載してある場合がほとんどですので購入前にチェックしましょう。
追い炊きをしたいという時には、入浴剤を使用しないのがおすすめです。