バナナの効果効能といえば、栄養が豊富、便秘改善ができてダイエットにいいというイメージではないでしょうか?
最近では値段もやすく購入できるようになってバナナ好きさんも急上昇!
バナナは栄養や健康面だけでなく、美容面においてもとても優秀なフルーツなんです。
今回はバナナが持つ基本的な栄養素の他に、美容に効果があるのか詳しくお話ししていきたいと思います。
バナナの効果効能について
バナナは”バショウ科”の常緑多年草です。
バナナの木の高さは約2、3メートルにもなり、下部に雌花、上部に雄花がつきます。
バナナの実は房のように実り、緑色から黄色に熟していきます。熱帯アジアが原産です。
バナナのタンパク質とカロリー
バナナはタンパク質とカロリーがじゃがいもとほぼ同様です。
カロリーはバナナ1本約80~90kalですのでご飯と比較するとお茶碗1/2杯です。食パンでは6枚切りの場合で1/2枚です。
バナナに含まれる栄養成分
バナナは特にカロチン、カリウム、食物繊維が豊富で、カリウムはむくみの改善に効果的、食物繊維は便秘の改善に効果的です。
βカロテンは人参にも多く含まれていますがアンチエイジング効果が期待できます。
それに加えてビタミンB1、B2、B6、鉄分や葉酸などもバランスよく含んでいるので健康には最適のフルーツと言えます。
そして美容面では、ポリフェノールやビタミンA、C、Eが効果を発揮します。
100gあたりのバナナの栄養成分表
タンパク質 | 1.1g |
---|---|
カリウム | 360mg |
マグネシウム | 32mg |
ビタミンB1 | 0,05mg |
ビタミンB2 | 0.04mg |
ビタミンB6 | 0.38mg |
ナイアシン | 0.7mg |
葉酸 | 26μg |
食物繊維 | 1.1g |
炭水化物 | 22.5g |
カルシウム | 6mg |
鉄分 | 0.3mg |
亜鉛 | 0.2mg |
ビタミンC | 16mg |
ビタミンE | 0.5mg |
カロテン | 56μg |
セロトニン | 10mg |
ポリフェノール | 1.1g |
バナナの食べるタイミング
バナナを食べるのは朝が1番効果的なイメージではないでしょうか?実際にバナナは1日のうちのいつ食べるのがいいのでしょうか?
朝、昼、夜、それとも運動前?それぞれのタイミング別の効果について調査しました!
朝バナナは美容に最適!
朝にバナナを1〜2本食べることで、睡眠中に失われたビタミンやミネラル類を補うことができます。
また、バナナに含まれているオリゴ糖や食物繊維は直接長に届いて善玉菌の餌になります。カリウムも豊富です。
そのため、便秘やむくみの改善をしたいなら朝食にバナナを食べるのがおすすめ!
昼バナナは健康に最適!
バナナはエネルギー力が高く、パワーの源になります。そのため昼食にバナナを食べることで脳も身体も活発に活動させることができます。
バナナには、ブドウ糖、果糖、ショ糖の3大糖分が含まれていて、吸収されていく家庭で時間に差があります。
「すぐに吸収されてエネルギーを補給するもの」「ゆっくり吸収されたるもの」に別れるので、すぐに頭や体に活力を補充しながらも、元気な状態が持続します。
トレーニング前にも最適!
筋トレをする場合、主にエネルギーとして消費されるのは炭水化物です。
バナナには100グラムあたり25gもの炭水化物が含まれている為、しっかりと筋肉をつけるためには運動前に「炭水化物+タンパク質」をバランスよく素早く摂取できるバナナがいいと言われています。
バナナを毎日食べるとどうなる?
バナナを毎日食べることも推奨されています。
バナナはカロリーが高くなく、栄養をバランスよく摂取して腸内環境も整えることができます。また、血糖値も調整してくれるので毎日食べるて健康管理をするはにおすすめのくだものです。
バナナで肌の調子が良くなる!?
ここからは美容に関するバナナの効果のお話をしていきます。
バナナで「お肌の調子が良くなる」「肌が綺麗になる」という話を聞いたことがあります。
バナナを食べるとお肌が若返るとも言われていますね。その理由を調べてみました。シワのない潤った若々しい美肌を保つために効果的なのが、「バナナ」なんです。
バナナパックって何?
バナナは食べることでの美容効果だけではなく、なんとパックとしてお肌に使用することで直接効果を得る美容法があり最近ではとても注目されています。
その方法はとても簡単で、バナナを直接肌に塗るというもの。
バナナパックの作り方
作り方はとても簡単で、バナナを1本フークやスプーンなどで潰しながら、はちみつを大さじ1杯加えて練ります。
柔らかくなってきたら、小さじ1程度の小麦粉を入れさらに混ぜ、ペースト状にします。たったこれだけ。
このパックを直接お肌に乗せて10分放置したら拭き取り&洗顔をして完了です。
驚くほど保湿効果が高く、お肌はとてもしっとりとするそうで乾燥肌の人にとてもおすすめのパックです。、またお肌にもっちりもちもち感も向上するのだとか。
(※お肌の弱い方やアレルギーが心配な方は事前にパッチテストをしてね。)
乾燥肌にバナナがいいって本当?
日本バナナ輸入組合がおこなった調査によりますと、1日2本のバナナを(朝夜1本ずつ)4週間食べ続けた結果、お肌の水分と油分、頬のハリに置いて多くの方が、数値が上昇。
この結果から、バナナを続けて摂取することで、お肌の潤いや油分の向上(乾燥肌の改善)が認められて、肌に乾燥の改善に効果的と認められました。
バナナのむくみ改善効果について
バナナはカリウム含有量が高いフルーツです。
カリウムは必須ミネラルの一つで高血圧やむくみ、水太りを引き起こす原因になる”ナトリウムや老廃物”を尿と一緒に体外へ排出さる利尿作用があります。
また、バナナのほかにはりんごにもカリウムが多く含まれていますのでむくみの改善には効果的です。
やっぱりバナナダイエット!
バナナには消化酵素(アミラーゼ)が豊富に含まれています。
もともとバナナは柔らかく消化がいい果物ですが、アミラーゼという消化酵素がさらに消化吸収の効率を高めます。
このアミラーゼはバナナや白米、小麦などに豊富に含まれている「炭水化物を消化させる」ために必須な酵素です。
また、代謝を促進させたり、脂肪を燃焼させたりする効果があります。