ごぼうは少し癖のある食べ物。好き嫌いが分かれますが、ごぼうにはとても多くの美容効果があるんです。
特にお腹の調子が健やかではない人や、常に肌荒れしてしまうという人におすすめです。そんなごぼうの効果や効能をわかりやすく解説していきたいと思いますので、ぜひ参考にしてみてくだいね。
ごぼうの効果効能
ごぼうには不溶性(セルロース、リグニンほか)と、水溶性(イヌリン)の両方の食物繊維がたっぷりと含まれています。
そのため便秘の改善にとても効果的と言われています。
また、便秘の改善だけでなく、腸内環境を改善する事でお肌の状態がよくなったり、潤うことも期待されています。
ごぼうの不溶性食物繊維のリグニンには腸内の発ガン性物質を吸着し、大腸ガンの予防効果があるとも言われています。
水溶性のイヌリンはごぼうには特に多く含まれていて、血糖値乱れを整えたり、ビフィズス菌の成長を促し整腸効果が期待されています。
・便秘改善、解消
・腸内環境の改善、整腸
・肌の保湿力の向上
・大腸癌の予防
・血糖値の改善
ごぼうのアクにも良い効果がある?
ごぼうのアクには抗酸化効果のある「ポリフェノール」が含まれています。
そのほかにも、お肌を美しく保つために必要なミネラル成分をたっぷりと含んでいます。(カリウム、カルシウム、亜鉛、銅、鉄分などもとても豊富に含まれています)
そのため、ごぼうを調理する際のアク抜きをしすぎてしまうと大事なポリフェノールも失ってしまいますのでほどほどのアク抜きを。
参考:https://foodslink.jp/syokuzaihyakka
ごぼうを食べるおすすめの時期(旬)
ごぼうは1年中スーパーで購入することができます。そんな中でも特にごぼうが美味しくエキスも充実している時期があります。
ごぼうの旬な時期は11月〜1月、4〜5月の後半です。
4~5月は新ごぼうが旬!
通常のごぼうは秋〜冬の11月〜1月に旬を迎えます、4〜5月に採れるごぼうは「新ごぼう」と呼ばれ、通常のごぼうよりもややサイズが小さめ。大きくなるまで育てずに、秋に植えたものを収穫した若採りです。
新ごぼうは完全に育っていない状態の若採りのため、身が柔らかく風味も優しく上品でやわらなか香りが特徴で、クセが少ないのが特徴です。
「夏ごぼう」とも呼ばれていて柳川鍋によくつかわれています。通常のごぼうが食べにくくて苦手という人にとてもおすすめです。柔らかくサラダなどにもよく使われます。
美容や健康効果の高いごぼうの食べ方
ごぼうは、腸内環境を整えて美容効果も得ることができますので積極的に取り入れていきたいですよね。
効果的なごぼうの食べ方を紹介します。
ごぼうの皮はむかない
ごぼうは皮の近くにたくさんの栄養素がありますので、包丁やピーラーなどで皮を向いてしまうとごぼうの栄養やごぼうの香ばしい香りも同時に失ってしまいます。
ゴボウは皮をむかず、水できれいに洗ったあとに、アルミホイルをぐしゃぐしゃにしたものやたわし、包丁やスプーンなどで表面をこすって汚れを取り除きましょう。
水に長時間さらさない
ごぼうは食物繊維やカリウム、ミネラル成分などが豊富にふくんでいます。
その中での特にクロロゲン酸という成分が血糖値の上昇を抑える働きがあるので糖尿病予防に効果的。
このクロロゲンの効果はあく抜きをすることで減少してしまいます。
ごぼうのアク抜きをしないと料理が黒っぽくなってしまいますのですぐに使用するようにしましょう。
お茶にして成分を凝縮させる
最近ではごぼうの効果を最大限に吸収することのできるごぼう茶を飲む人が増加しています。
ごぼう茶はカフェインが入っていませんので体に優しく安心して飲むことができます。
特に就寝前などはカフェインレスのごぼう茶などの飲み物を摂取するとリラックス効果があると言われています。
ごぼう茶の効果や効能ついて詳しくまとめましたのでぜひチェックしてみてね。