大きくエイジングケアを行おうと思うとなかなか大変です。
今回は少しづつお肌にエイジングケアを目指していく、「目指せマイナス5歳肌!」の基本&簡単実践編を紹介していきたいと思います。年齢肌が気になる時にはぜひ参考にしてみてくださいね!
正しいエイジングケアに必要な知識
年齢肌を感じ様々な効果が入っているスキンケアを取り入れても一向に効果を感じないまま1年、2年・・・気がつけばエイジングケアをしていたつもりでも以前よりも肌の悩みが目立ってきている。
そんな経験はありませんか?それはスキンケアの選び方を間違っていたり、あなたに必要なケアではなかったり。エイジングケアを始める前に気をつけて欲しい2つのポイントを紹介します。
老化のしくみを知ってアプローチすることが大切
正しいエイジングケアにはお肌がどうして老化してしまうのか、「原因」知ることが1番大切です。なぜ今のトラブルが起こっているのか知ることが若々しい美肌づくりの近道となります。
悩みに合わせたケアを実践することが重要
年齢肌のお悩みで多く挙げられるのは”シワ、シミ、たるみ”です。これらの年齢肌の悩みは肌機能が衰えてしまうことで起こる症状ですので、簡単には改善できません。
そのため、悩みに直接アプローチする効果的なスキンケアやエイジングケアをすることがとても重要になってきます。あれもこれもということではなく1〜2つに的を絞ってケアをすることでより効果的に悩みを改善していくことができます。
顔のシワは保湿すれば改善される?
年齢とともにお顔にシワが増えて気になってしまいますよね。シワは30代以降の女性の悩みで多く挙げられる代表格ですが原因は肌の乾燥や保湿不足によるものと思っていませんか?
答えはノー。
乾燥によって乾燥小じわやちりめんジワが起こることはありますが加齢によって気になるシワは肌表面の細かいちりめんジワではないはずです。見分け方は洗顔をしたり入浴後に消えるシワかそうでないか。
消えるシワは保湿で改善されますがそれ以外は保湿ケアでは改善されません。肌のシワ=乾燥ではなく、加齢によって肌内部のコラーゲンの減少が主な原因です。そのため特に30代以降のお肌には乾燥改善のための保湿成分を補ってもシワはほぼ改善されません。
肌の弾力を保つことで表面もピーン!と保つことができます。加齢によるシワの対策にはお肌のコラーゲンを増やして肌弾力を向上させなければいけません。
肌のコラーゲン量を増やすのが効果的
年齢肌のシワにはお肌のコラーゲン量を増加させるケアがおすすめですが、スキンケアに配合されているコラーゲンは分子サイズが大きいことが多く、なかなかお肌の奥までは浸透しません。
市販のスキンケアに配合されているコラーゲンは主にお肌の保湿力を高めるために配合されています。スキンケアに成分としてコラーゲンが直接配合されている場合はシワの改善ではなく”保湿”と考えましょう。
30代からのマイナス5歳肌(シワの改善)シワ改善におすすめなのは「ビタミンC誘導体」や「ナイアシン(ビタミンB3)
」「レチノール(ビタミンA)」などです。お肌の奥、真皮まで浸透しやすいとされていてコラーゲンを作り出す線維芽細胞を活性化させます。
シミの改善には薬用ホワイト化粧品が効果的?
エイジングケアではシミやくすみがとても気になってきますが、スキンケアを名前やイメージで選んでしまってはいないでしょうか?
例えば、スキンケアのボトルやパッケージが真っ白だったり「ホワイト○○化粧水」などと白をイメージするネーミングに騙されて購入してはいませんか?白をイメージさセルスキンケアでも実際に美白に有効な成分が配合されていないものも実は多いんです。
シミやシワを改善する「美白効果のあるのもの」を選びたい時には、美白成分実際に使用されているか必ずチェックしてから購入するようにしましょう
また、美白成分を覚えられないという人は化粧品ではなく「医薬部外品」に属するスキンケアを選ぶのもおすすめです。医薬部外品って何?
美白に有効な成分を覚えておこう!
医薬部外品に使用されているシミやくすみ、色素沈着に有効とされている美白成分を紹介します。スキンケアを購入する際の参考にしてみてくださいね。
ビタミンC誘導体 | ビタミンC誘導体はシワに効果的とお話しましたが、同じくシミやくすみの改善にも効果的です。ビタミンCをお肌に浸透しやすい状態に変えたもので、抗酸化効果が高い成分です。シミ、シワ、くすみの他に毛穴の開きなどのエイジングケアにもとても効果的です。 |
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アルブチン | コケモモから抽出されたことをきっかけに注目された成分で、お肌のメラニン色素に作用する”チロシナーゼ”を抑えます。 |
ルシノール | シミや色素沈着の元になるチロシナーゼを抑える作用があります。ルシノールは商標名で、4-nブチルレゾルシノールのことです。 |
リノール酸 | 紅花油などの植物のオイルから抽出される成分でチロシナーゼを抑える働きがあります。 |
プラセンタ | 豚の胎盤かた抽出されるエキスでチロシナーゼを抑える働きがあります。 |
4MSK | ここ最近特に注目されている美白成分です。慢性的に起こっているターンオーバーの乱れに着目した開発された成分で、肌の角化を阻止したりメラニン生成を抑制する効果が期待されています。 |
美白成分は効果が期待できる反面、肌質によって合う合わないというトラブルが大きく出やすい成分でもあります。あなたのお肌が強い刺激を感じる成分は避けましょう。
また、美白化粧品は1年を通して使い続けるのがおすすめです。
肌老化に効果抜群!ピーリング化粧品を取り入れよう
お肌のピーリングも年齢肌のエイジングケアにとても効果的です。ピーリングは古い角質を除去してお肌の再生を目指すことが可能です。お肌のの老化が起こる原因の多くは加齢とともにうまく機能しなくなるターンオーバーが関係しています。
お肌のターンオーバーが若い頃と比較してペースが遅くなってしまったり正常に行われないとお肌は枯れてしまいまい蓄積されシミやくすみが進行しやすくなります。これらのお肌の改善にはピーリングが効果を発揮!
お肌の古くなった角質を酸などを使用して除去して肌を再生させる美容方法です。家庭用のピーリングアイテムや美容皮膚科やクリニックで行うことができます。
肌ピーリングに期待できる効果
- 肌の代謝向上
- 肌の若返り
- 真皮のコラーゲン量アップ
- メラニン色素の除去
- シワの改善
- 肌たるみの改善
- 毛穴の開き
家庭でピーリングを行う場合はのピーリング剤は洗い流せるタイプが安全でおすすめです。市販されているエイジングケア用のピーリング剤は様々な種類がありますが、ゴシゴシと擦ってお肌の角質を除去するものは摩擦によってお肌にダメージを与えてしまう危険がありますのでおすすめできません。
お肌に優しい”洗い流すタイプ”を選びましょう!
市販のピーリング剤はクリニックで使用されるものと比較しても濃度が低いため刺激も低いですが、お肌によっての相性もありますので刺激が強いと感じた場合は使用を中止しましょう。
年齢肌の乾燥には「セラミド」を補給する
年齢とともにお肌の乾燥をより一層感じるようになったという人にはお肌の救世主「セラミド」がたっぷり入ったスキンケアを使用するのが効果的です。
セラミドはお肌の一番外側にある細胞間脂質のことでセラミドが年齢とともに減少することで乾燥肌は悪化します。セラミドには高い潤い保持力があります。セラミドをたっぷりと保持しているお肌(赤ちゃんのお肌など)は冬でも湿度が低い場所でも乾燥知らずです。
セラミドスキンケアの選び方
セラミド入りのスキンケアを選ぶには、料金にあまりこだわらないことも大切。セラミドはもともと効果な成分ですので安い化粧品という探し方をしてしまうと、セラミドの配合量が極端に低く効果を得にくいことも。
セラミドの配合量や種類にもよりますが、平均的に化粧水や美容液、保湿クリーム単品で2,000円〜3,000円程度のものを目安に選ぶのがおすすめです。
ライスパワーNO,11セラミド配合のKOSE”MAIHADA”スキンケア
美顔器がマイナス5歳肌の近道になる
年齢肌のケアは20代と同じスキンケア方法やスキンケアの成分にこだわっても不足してしまう場合も。
マイナス5歳肌を目指すためには”美顔器”を味方につけるのもとても効果的です。数年前までは美顔器といえばエステティックサロンでコースでおこなったり、数十万円する本格的な高額な美顔器マシーンを購入したり。
ですが最近で機能的な家庭用美顔器も多く販売されるようになり、エイジングに有効な美容成分をより一層お肌に浸透させたり、電磁波を利用して皮膚や筋肉に働きかけたり特別なスキンケアによるエイジングケア効果が期待できます。
おすすめの美顔器
イオン導入タイプ | イオン導入タイプの美顔器はエイジングケアにとても効果的です。
イオン導入とは美顔器からお肌へ向かって電流を流し有効成分を皮膚に効果的に浸透させていく方法です。特に30代以降のエイジングケアにはビタミンC誘導体を肌の奥まで浸透させる方法が効果的です。シミやくすみに悩む人におすすめです。 |
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超音波タイプ | 超音波の振動を利用してお肌に対し1秒に何万回もの振動を与えることで血行を促進したりお肌の新陳代謝やターンオーバーを促進させる効果が期待できます。皮膚のたるみやシワに悩む人にとてもおすすめです。 |
低周波、EMSタイプ | 顔の筋肉の衰えに効果的です。筋肉がゆるむことで肌の弾力が低下して二重アゴやたるみ、シワが増加します。筋肉に働きかけて刺激を与え鍛えることで小顔や全体的なたるみ、シワの改善におすすめです。 |
エイジングケアのまとめ
ここ数年はエイジングケアブームもあり年齢と比較しても本当に美しい女性が増えてきたように感じます。
「40代なのにお肌がすごく綺麗」「50代なのにあんな美肌をどうやってキープしているのだろう」
エイジングケアを成功させてお肌のマイナス5歳肌を手に入れるためにはエイジングケアについて正しい知識を身につけること、放って置かず思い立ったら即実践をしてみることをおすすめします。