トマトやスイカ、ピンクグレープフルーツなどは好きな女性も多い野菜やフルーツです。
これらの野菜に多く含まれているのが「リコピン」です。
今回はこのリコピンの美容効果や美しさをプラスするための方法についてのお話をします。
リコピンに期待される効果
このリコピンは、カロテノイドの一種で、生活習慣病予防で注目されたのが始まりですが、今では様々な”美容効果”で注目されています。
リコピンを含んでいるフルーツや野菜は赤色をしていてカロテノイドは脂溶性です。
- シミ、くすみの改善効果
- 肌荒れの改善効果
- シワの改善効果
- 生活習慣病の予防や改善効果
- 脂肪燃焼促進効果
- 血流の改善効果
リコピンに含まれているカロテノイドとは、自然界には約600種類あると言われています。
そしてこのカロテノイドの生理機能などが期待されているものは、リコピンの他にもあり、有名なものでは「α-カロテン、β-カロテン、ルテイン、」などがあります。
抗酸化力が高い!シミ、くすみや錆つきを改善
リコピンに期待できる大きな効果の一つに「体の酸化を防ぐ」抗酸化作用があります。
抗酸化作用
通常量の場合は体にメリットの多い活性酸素(誰でも体内で発生している)ですが、近年では、①精神的なストレス、②喫煙や飲酒、③日焼けや紫外線、④車などの排気ガス、⑤暴飲暴食などによって増加していると言われています。
この過剰に増えた活性酸素が体内で悪さをして遺伝子(DNA)を傷つけたり、生活習慣病の原因にもなっていると言われています。抗酸化作用はこの増えすぎた活性酸素を除去する働きがあります。
リコピンには体を老化させる活性酸素を除去する働きがあるのでいつまでも綺麗で美しくいたい女性にとって欠かせない栄養素です。
脂肪燃焼力あり!ダイエットにおすすめ
リコピンには中性脂肪を燃焼させる効果が期待できると話題になっています。
リコピンには『前駆脂肪細胞』が脂肪を蓄積してしまう『脂肪細胞』になるのを阻止する働きがあるといわれているそうです。
1番簡単で効果が得やすいのはトマトorミニトマト。トマト類を食べると脂肪の増加を抑えることが期待できます。
ナイスポークチバ推進協議会
参照:http://www.np-chiba.jp/shouhisha/2012/07/post-19.html
京都大学研究データ
参照:http://www.kyoto-u.ac.jp/static/ja/news_data/h/h1/news6/2011/120210_1.htm
美肌効果も期待できてダイエットにもいいリコピン!毎日摂取したいですね。
リコピンを多く含む野菜
ミニトマト | ◎ |
トマト | ◎ |
あんず | ○ |
ピンクグレープフルーツ | ◎ |
すいか | ○ |
人参 | ○ |
パパイヤ | ○ |
柿 | ○ |
リコピンをしっかりと体内に摂取する方法
リコピンの効果を期待する場合、1日の摂取量は15mg〜と言われています。
15mgのリコピンを摂取するには大きめのLサイズトマトで2個分です。
大きなトマトを1日2個食べるのは正直なところよほどのトマト好きでなければ、なかなか難しいですよね。
生のままのトマトを摂取するより、熱処理や加工されたトマトの方がリコピンは多く吸収されます。
例えばとまとジュース1本には(平均)18mgのリコピンが入っていますので1日1本飲むだけでOK!
また、リコピンなどのカロチノイドは、熱に強い脂溶性(油に溶け出す)なので、油で炒めたり、煮込んだりする事で吸収が上がるとされています。
リコピンを簡単に摂取するには?
リコピンの効果を得るためにはトマトやピンクグレープフルーツをもりもりと摂取するのが必須です。
しかしそんなに無理・・という場合はトマトジュースがとってもおすすめです。
トマトジュースはトマトのリコピンの効果を高める熱処理済みのものが多く、飲むリコピンサプリメントとも言われているほど、その効果に期待度が高まっているのです。
トマトジュースはリコピンの効果をたっぷりと得られ、なおかつ飲みやすくてコスパもいいのでぜひリコピンダイエットや、美肌や老化予防に役立ててみて。