子供から大人までみんなが大好きなパイナップル(パインアップル)!
パイナップルは南国生まれの果物で、サクッとした食感と甘味、優しい酸味が特徴です。
そのままデザートとして、アレンジしてスウィーツに、加熱調理して酢豚や隠し味にするなど色々楽しむことができます。
今回はそんなパイナップルの栄養や効果効能について詳しくまとめていきたいと思います。
パイナップルの効果効能
パイナップルには疲労回復や高い美容効果があることで知られていますが、パイナップルはどんな成分を含んでいるのでしょうか?
クエン酸が豊富!
パイナップルはクエン酸をとても多く含んでいます。
クエン酸は、疲労が溜まってしまったり、筋肉痛になった時などに体に溜まる乳酸を分解して新陳代謝を助ける働きがあります。
体の疲れが抜けない、なんだか力が出ないという疲れたときにおすすめです。
ビタミンB1
ビタミンB1もとても多く含み、体内の糖質の分解をサポートしてエネルギーに変える補助をします。
体内のビタミンB1が減少すると糖質の代謝が悪くなったり、疲れやすくなったりします。
また、集中力や気分の向上にも活躍します。
ビタミンC
ビタミンCも豊富で風邪などを予防したり美肌づくり、シミやくすみの予防改善にも効果的です。
食物繊維
パイナップルには食物繊維もとても多く含まれています。
食物繊維は便通を改善して老廃物を溜め込まず腸内を綺麗にすることができます。
たんぱく質分解酵素
パイナップルの効果効能で最大の特徴といえば”ブロメライン”というたんぱく質分解酵素を多く含んでいること。
ブロメラインは、胃液の分泌を活発にしたり、消化を促す効果があります。
また、胃腸の炎症を鎮めたり、腸内に溜まった有害物質を分解する作用があると言われています。
このブロメラインは熱に弱いので、効果効能を得たい時は生のまま食べるか、加熱した場合は、短時間で60℃以下での調理にしましょう。
参照:https://www.banana-pine-lab.org
パイナップルはカロリーが高い?
生のパイナップルのカロリーは100gで約50〜55kal(種類による)です。
カロリーの割合は炭水化物が約94%、脂質2%、タンパク質4%の構成です。
他の果物と比較するとやや高めのカロリーです。
いちご | 33.9kal |
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もも | 39.9kal |
りんご | 54kal |
バナナ | 86kal |
マンゴー | 64.1 |
*100g中のカロリー
保存方法
パイナップルの保存方法について紹介します。
またカットしていない状態のパイナップルは、逆さにして保管します。
逆さにすることで、パイナップルのお尻部分に集まりやすい甘いエキスを全体に広げることができるので美味しく食べることができます。
保存する場合は新聞紙など紙類にくるみ冷暗所で保管、もしくは冷蔵庫の野菜室で同じく紙に包み保管します。
カット後の保存方法
カットした後のパイナップルはきっちりとラップで包んで冷蔵庫で保存します。冷凍保存もできます、
冷凍保存する場合は、身部分だけの状態にして(皮はない状態)冷凍保存しましょう!
パイナップルの正しい選び方
おいしいパイナップルの選び方はとても簡単です。
パイナップルは追熟(追加で熟さない)しないので、購入後に糖度が上がって甘くなったりすることはありません。(酸味は和らいでいきます)
追熟はしないので、甘くて美味しいパイナップルを希望する場合には、購入する際に「きちんと熟しているもの」を選ぶことが大切。
- 葉の部分は濃い緑色をしているもの
- 葉が枯れていないもの
- 胴体部分が黄色いもの
- 胴体下部分がふっくらと膨らみがあるもの
- 香りが強いもの
- 手に持ったときにずっしりと重さがあるもの
- お尻部分にカビなどがないもの(古くなってくるとここがカビ始めてきますので注意しましょう)
- お尻部分を押して柔らかくなっていないもの
パイナップルを自宅で栽培できるって本当?
パイナップルは食べた後に葉の部分を利用して自宅で栽培することができます。
コツや環境もありますが、パイナップルが育つまでには約3年ほどかかります。それまでの期間も観葉植物として楽しめるのでおすすめです。