スキンケア

美白化粧水の本当の効果を詳しく解説!どのぐらい白くなれるの?

美白化粧品を使ってスキンケアをして、お肌を白くしたい。

お肌を白くするといっても、くすみを白く(明るく)したいのか?シミやそばかすを消したいのか?

幅広い目的によって「白くしたい、美白したい」も違ってきます。今回はどんな成分にどんな美白効果があるのか解説♪

毎日のスキンケアに美白化粧水を上手に取り入れて”憧れの透明肌を手に入れて”♡

美白化粧水ってなに?

美白化粧水とは肌を白くする効果の期待できる化粧水のことを指しています。

現在世界中の美容業界では多くの美白成分が発見、開発されていていて、それぞれ特徴や狙える効果が違います。

そのため美白化粧水だけでなく、スキンケア全般に言えることですが「どの美白成分」を使っているか?によって得られる美白効果も変わります。

スキンケアブランドによって使用している美白成分が違います。

美白成分とそれぞれの効果

美白成分のことを勘違いしがちですが、美白成分というのは直接肌を白くする漂白剤のような効果がある成分ではありません。

一般的にはこのイメージを持っている人もたくさんいると思いますが、美白成分というのは少し違った意味を持つのです。

美白成分とは

・紫外線による黒化メラニン生合成の阻害
・ストレスによる黒化メラニン生合成の阻害

・活性酸素(一重項酸素または一酸化窒素)抑制・消去作用
・情報伝達物質の活性抑制・阻害作用
・情報伝達物質受容体の活性抑制・阻害作用
・チロシナーゼ活性抑制・阻害作用

【医薬部外品に認定された美白成分】プラセンタ/リン酸アスコルビルマグネシウム塩/コウジ酸/アルブチン/アスコルビルリン酸ナトリウム塩/アスコルビン酸グルコシド/エラグ酸 /4MSK/VCエチル/

・チロシナーゼ活性分解

【医薬部外品に認定された美白成分】リノール酸S(リノレックS)

・チロシナーゼ熟成抑制

【医薬部外品に認定された美白成分】マグノリグナン

・TRP-2活性抑制・阻害作用

【医薬部外品に認定された美白成分】コウジ酸

・TRP-1活性抑制・阻害作用

【医薬部外品に認定された美白成分】ルシノール

・黒化メラニンの排出抑制(できてしまったシミの元をターンオーバーに乗せない)

・黒化メラニンの排出促進(できてしまったシミの元をターンオーバーに乗せて排出)

【医薬部外品に認定された美白成分】エナジーシグナルAMP/デクスパンテノールW(PCE-DP)

・黒化メラニンの淡色化(皮膚明度改善化)
・メラニン還元

【医薬部外品に認定された美白成分】リン酸アスコルビルマグネシウム塩/アスコルビルリン酸ナトリウム塩

引用:https://cosmetic-ingredients.org

シミができる仕組みと対処方法

シミはこのようにしてできてしまって、このようしにして改善&回避することができます。

〜シミができる原因と改善方法編〜

シミは生合成されたメラニンでできていますが、日常生活をしている中でメラノソームという場所に蓄積されます。

その後お肌の表皮ケラチノサイトに送り出されシミが登場します。

肌のターンオーバーが鈍くなると、表皮に黒化メランが長期滞在して大きくなってしまうのでメラニン排出促進(ターンオーバー促進)も美白作用のひとつとなります。

〜色素沈着ができる原因と改善方法編〜

また、もうひとつのメラニン排出作用する方法として、お肌の奥の基底細胞部分にメラニンが溜まることで色素沈着原因になります。このような色素沈着には、基底にある細胞の分裂を促進させることでメラニンをどんどん排出させるという方法があります。

このよにして、シミや色素沈着を回避、改善していくのが美白化成分(化粧新)に期待できる美白効果なのです。

美白成分とはこのように、肌を直接白くするのではなく肌を白くキープすることを妨げてしまうトラブルを避けるための効果を持つものという意味を持ちます。

みんなが期待する”美白化粧水の効果”

第1位 シミ

第2位 肌のくすみ

第3位 ニキビ跡や色素の沈着

美白化粧水を使用している人や、使用する予定の方に「どうして美白化粧水を使っている(使いたい)のか?」というアンケートをとったところ、できてしまった”シミ”を消したい!という意見が第1位に。

第2位はお肌のどんよりくすみを全体的に明るくしたい、透明感のあるお肌になりたい!という意見が多く挙げられました。

【肌質と悩み】によって違う!使うべき美白有効成分

ホワイトニングスキンケアに良く使われている美白成分はとってもたくさんありますが、その中でも特におすすめの「優秀」な成分があります。

この成分が入っていれば大いに美白が期待できる!という美容界注目の成分とその効果を発表します。

新しい美白化粧水を購入する時にはぜひこれから紹介する成分のいずれかが配合されている商品を選ぶのがおすすめ!

成分名 美白作用効果
ビタミンC誘導体 メラニン色素の生成抑制/強抗酸化効果/活性酵素抑制/新陳代謝(ターンオーバー向上)/コラーゲン生成促進
ハイドロキノン メラノサイト活性抑制/メラニンの生成抑制
4MSK 酵素チロシナーゼの活性抑制/メラニン生成抑制/メラニン排出
ルシノール チロシナーゼ活性抑制
TRP-1活性阻害
リン酸アスコルビルマグネシウム塩 チロシナーゼ活性抑制
メラニン還元
アスコルビルリン酸ナトリウム塩 チロシナーゼ活性抑制
メラニン還元
VCエチル チロシナーゼ活性抑制
リノール酸S(リノレックS) チロシナーゼ分解促進
トラネキサム酸 プロスタグランジン生成抑制
プラスミン産生抑制
アルブチン チロシナーゼ阻害効果/酵素チロシナーゼ抑制

医薬部外品(薬用)がいい?

美白成分の中には、厚生労働省が医薬部外品として「美白美白効果と安全性を認めたもの」があります。

この”医薬部外品の美白成分”は成分が使われたスキンケアだけが薬用化粧品として販売されます。

ですが、必ずしも医薬部外品に認定されたた美白有効成分のほうが、通常の(承認されていない)美白成分と比べて効果が高い訳ではありません。

あくまでも、美白効果と安全性が厚生労働省の定めている審査基準を通過した成分ということです。

効果が出るまでの期間ってどのぐらい?

美白化粧水はどのぐらいの期間使うと効果が出るのでしょうか?

これはスキンケア全てをホワイトニング成分配合のアイテムを使っているか?化粧水のみなのか?など他の要素も大きく影響します。

一般的には期待できる効果が出るまでは、長い目で見た方がいいです(半年以上)。1ヶ月、3ヶ月などではどんな美白成分を使用しても大きな変化は望めないかもしれません。

緊急でシミを消したい!などといった目的が明らかな場合は化粧水などのスキンケアではなく医療機関や美容皮膚科などで相談してみるのがおすすめです。

【効果ありvs効果なし】美白化粧水の正しい選び方

どんな効果を得たいのか?それによって選ぶべき美白化粧水の種類も変わります。シミを改善したい人が顔全体のくすみを明るくする成分が入ったものを使ったって、なかなか効果を感じることはできませんよね。

現在美白スキンケアを使っていて効果なしと感じる場合は、配合されている成分を見直して見ましょう!

シミに効果が期待できる美白有効成分

・ビタミンC誘導体(ビタミンC誘導体化粧水ランキングを見る
・アルブチン
・ルシノール
・m-トラネキサム酸
・4MSK
・リノール酸S(リノレックS)
・エナジーシグナルAMP
・デクスパンテノールW(PCE-DP)
・リン酸アスコルビルマグネシウム塩
・アスコルビルリン酸ナトリウム塩
・マグノリグナン

肝斑の改善に効果的な美白有効成分

・ルシノール

くすみに効果が期待できる美白有効成分

・プラセンタ
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
・アルブチン
・プラセンタ
・m-トラネキサム酸
・4MSK
・ビタミンCエチル

→もっと詳しく美白成分と効果を知りたい人はこちらをチェック!

これを選べば間違いなし!おすすめの美白化粧水

お肌や体質にあった成分入りの化粧水を使うことでより一層効果を感じることができるのが、スキンケアの魅力でもありデメリットでもありますよね。

うまく行けば悩みをぐんぐん改善していくことができますが、化粧水選びに失敗すれば何も効果を感じないことも。せっかく使うならそんな損はしたくないもの。

お肌質や悩みに合わせた、おすすめの美白化粧水を紹介します→続きはこちらの記事へ

これってどうなの?美白化粧水への疑問

よくある美白化粧水についての疑問をまとめて解説していきます。

プチプラ美白化粧水でも効果はある?

美白化粧水はダイソーや無印、近場のドラッグストアでも多く販売されていますがプチプラでも効果はあるのか?と思ったことがある人も多いのではないでしょうか?

プチプラでも効果なしではありませんが限りなく低いと思っておくのがベスト

プチプラの美白化粧水は優秀な成分を使ってはいるので「○○配合!白くなる!」という商品も多いですが、有効成分が配合されているけれど配合量はとても少なく効果が出るまでにはなかなか至らないというケースも多いのが現状です。

ルシノールや、ビタミンC誘導体、4MSK、ハイドロキノンなど効果が期待できる美白成分はそれほど安い価格で豊富に配合することはできません。

急に日焼けしてしてしまって今後が不安!

夏にたくさん日焼けをしてしまった。今後シミになったりしないかとても不安 …美白化粧水を使ったら効果はあるのか?どんなものを使えばいいのか?どのぐらいで効果が出るのか?といった経験はないでしょうか?

急激な日焼けは肌の奥の奥にメラニンが蓄積された状態になってしまいます。そのため急な日焼けや激しい日焼けは化粧水だけで効果を実感するのは厳しいです。

化粧水、美容液、クリームなどを(特に集中的に日焼けしたお肌をスキンケアできる美容液やマスク)が一番効果的と言われています。

また、日焼はお肌へのダメージがとても強いのでしっかりと保湿ケアをすることもシミやくすみを予防するポイントです。心配なようであれば、クリニックで相談するのもおすすめですよ。

どれにすればいいか種類が多すぎて決定できない!

お肌のシミやくすみを改善できる成分が入ったものを選んでください。

おすすめの成分は、ハイドロキノン(刺激強めなのでお肌の弱い方にはお勧めできません。)、トラネキサム酸、ビタミンC誘導体、ルシノール、4MSK、アルブチン、リノール酸入りなどの美白化粧水がとてもおすすめです。

また、お肌のターンオーバーなどの機能を向上させることも肌のシミや(特にくすみ)を改善させるには有効と言われていますのでプラセンタやコラーゲンなども一緒に入っているものがおすすめですよ。